野麦峠

野麦峠は、野麦峠は標高1672m。
飛騨(岐阜県)と信州(長野県)の県境にあります。

野麦峠はかつて、鎌倉街道、江戸街道と呼ばれ、飛騨と信州、江戸を結ぶ古くからの重要な路線でした。

また、富山県で水揚げされた鰤(ぶり)を信州へ運んだ街道でもあったことから、別名「鰤街道」とも呼ばれていました。
映画にもなった、野麦峠を越えて長野県の製糸工場に向かった工女たちのエピソードはその過酷さとともに飛騨の歴史、文化の一端として語り継がれています。

岐阜県立自然公園として、ハイキングやウォーキングなど楽しんでいただけるよう整備されています。
※ハイキングやウォーキングご希望の方はご予約お願い致します。
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☎0577-59-2326

また、野麦峠には、休憩、お食事やお土産のご利用に、「お助け小屋」や、47都道府県の峠に関する資料や飛騨の文化に関する展示がある「野麦峠の館」があります。

野麦峠にお越しの際はぜひ、お立ち寄りください。

お助け小屋の由来は江戸時代までさかのぼります。
「厳しい峠越えにより命を落とすものが多いことから、小屋を建て、番人を置き、峠越えをする者を救いたい」という願いを幕府が聞き入れ、天保12年(1841)に建てられました。
雪の峠を越えた工女達が体を休めたのも、このお助け小屋です。
現在のお助け小屋は、昭和45年に野麦峠の麓、野麦集落の古い家屋を移築したものです。
0577-59-2409
■営業期間:5月~11月10日
■営業時間:AM9:00~PM3:00
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峠の資料館「野麦峠の館」には全国の峠についてのデータが集められています。3フロアからなる各展示コーナーには、全国の峠に関する資料の他、 飛騨地域の生活に関する展示も数多く有ります。☎0577-59-2820
■開館期間
5月1日~11月上旬
※期間は天候により変わる事があります。
■開館時間
AM9:00~PM4:00
■入館料
・大人500円
・子供200円
・団体割引有り(15人~)
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