小殿丸の墓 安政の昔、小日和田に相次いで禍が起きたとき、「小日和田で木曽勢と飛騨勢の大合戦があり、多数の死傷者が出て千人塚に葬られたが、小殿丸という若武者の屍が野に朽ち果て、その霊が供養を求めて禍をもたらした」というので、村中に小殿丸の墓を建て、供養したところ禍が収まったという。